みなさんは「伊勢うどん」と言えば温かいうどんをイメージするのではないでしょうか。確かに冬の寒い時期には熱々の伊勢うどんがおいしいですが、「夏の暑い時期に伊勢うどんは・・・」と思っている人も多いと思います。
近年では伊勢うどんをそうめんやひやむぎのように冷やして食べる「冷やし伊勢うどん」が人気で、いつもとは違う伊勢うどんを味わうことができます。食欲がなくなる夏場にはぴったりですが、お好みの具材をトッピングしてオリジナル冷やし伊勢うどんを作ってみてはいかがでしょうか。
冷やし伊勢うどんには「冷やし専用の伊勢うどんが必要」と思われがちですが、普通の伊勢うどんで作ることができます。温かい伊勢うどんは、茹でたうどんをざるで水気を切ってからそのまま器に入れますが、冷やし伊勢うどんは、そうめんやひやむぎのように茹でた後冷たい流水でよく冷やすだけです。
伊勢うどんメーカーによっては「冷やし専用」という伊勢うどんも販売されていますが、温かい伊勢うどん用のもので冷やしで召し上がってもらっても問題はございません。
冷やし伊勢うどんは、温かい伊勢うどんの作り方とほとんど同じです。茹でた麺をざるにあげたあと、流水でしっかり冷やすのがポイントです。そのあとは水気をよく切って器に盛り付けましょう。
温かい伊勢うどんのトッピングは刻みネギが王道ですが、冷やしの場合はサラダ感覚で食べられるので、冷やしうどんのトッピングなどがおいしくいただけます。伊勢うどんつゆの量を減らして、ぽん酢を少し足したり、ごま油を入れてもおいしくいただけます。
・主なおすすめトッピング
刻みネギ、あげ玉、花かつお、温泉卵、みょうが、もずく、刻みしょうが、大根おろし、季節の野菜(トマト・オクラ・きゅうりなど)