ミエマンコラム

醤油の雑学

醤油の色が黒くなる原因

買ってきた醤油を長い期間置いたままにして、醤油が真っ黒になってしまった経験はないでしょうか。これは醤油が劣化してしまうことによって起こる現象で、口に入れても問題はないものの、味や香りが落ちてしまうため、できれば鮮度がよい状態で使い切ってもらうのが理想です。ここでは、醤油が黒く劣化する原因や防止方法についてご紹介いたします。

醤油が劣化する原因

工場で出来立てのお醤油(こいくちしょうゆ)は、茶色や赤みがかった褐色をしています。しかし、時間の経過とともに少しずつ色が濃くなりはじめ、だんだん色が黒くなってきます。色が黒くなる原因としては「空気」「温度」「光」が関わっており、特に空気は醤油の色を濃くしてしまう大きな原因となっています。

空気は酸素を含んでいるため、醤油が酸素と反応して酸化してしまうのが原因で、開封後は急激に風味が低下する性質を持っています。
これ以外に高い温度で保管していたり、直射日光が当たる場所に保管することも醤油の鮮度を低下させてしまう原因の1つになっています。

開封前の注意点

ガラス瓶は空気を通さないものが多い反面、ペットボトルはわずかながら空気を通してしまう性質があるため、未開封で賞味期限以内のものであっても少しずつ酸化してしまいます。ペットボトルのものはできるだけ早く使うことが大切で、賞味期限がまだまだ先だと思って大量に買い置きしないようにしましょう。

保管方法も大切で、光ができるだけ当たらないように保管します。できれば段ボール箱などに入れておくとよいでしょう。また保管場所は温度が低い場所に保管し、時間帯によって温度が激しく変化する環境は避けましょう。特に夏場の日中は温度が上がりやすくなるため、屋根裏の倉庫や台所の床下などに収納する場合は温度にも気を付けましょう。

開封後の注意点

開封後は一気に酸化が進むため、できるだけ早めに使い切ってしまうことが大切。理想は開封後1〜2ヵ月をめどに使い切るようにしましょう。よくスーパーなどでは1.8Lのお買い得な醤油も売っていますが、中には使い切るまで半年ほどかかるご家庭もあるようです。
そんな場合は少し価格が高くても、500mlや1Lのサイズのものをこまめに買うほうが味や香りがよいまま使い切ることができます。

また、開封後の保管場所は流し台やレンジ台の戸棚などに入れずに、冷蔵庫に入れておくほうが温度や光の影響を少なくすることができます。

黒くなった醤油は使える?

基本的にお醤油は腐らないので、黒く変色してしまったお醤油でもお腹をこわすことはありません。仮に白いカビのようなものが浮いていた状態でも、それは「産膜酵母」と言って無害のものなので口に入れても大丈夫です。

しかし香りは味は悪くなってしまうので、できればそうなる前に使いたいところです。おさしみやかけ醤油などとして使うと風味が悪いですが、煮物などに使ってしまえばそれほど気になりませんので、ぜひ試してみてください。

このようにお醤油が黒くなる原因は空気や光、温度が影響しています。特に開栓後は劣化速度が速くなりますので、上記を参考にしながら鮮度の良い状態で使い切ってしまうように心がけてください。

お試し三本セット

ミエマン商品のご紹介

ある日突然お客様が・・・

 ある日、男性のお客様が本社1階のお店に飛び込んで見えました。
 「あおさ醤油あるか?この前買ったあおさ醤油、妹に送ったらえらい気に入って。卵かけご飯がうまい。なんなら、卵なしでもええくらいうまいゆうとる。また送りたい思てな。今何本ある?」
『卵がなかったら、ただの醤油かけご飯ですけど・・・』と心の中で突っ込みつつ、これほどまでに私たちのお醤油をおいしく召し上がって頂けることは、何にも代えがたい喜びです。

伊勢志摩あおさ醤油

厳選された原材料が「おいしい」の秘密

ミヱマンで使用しているだしの原材料は、エキスや香料などを控え、天然だしをメインにこだわっています。
天然のだしをしっかりと取ることで、鰹や昆布本来の味と香りが残り、料亭さながらの味をご家庭でも楽しめます。

 

使う直前に削った節を使用

ミヱマンでは魚のだしもあらかじめ削ったものや粉は使わず、節をそのまま仕入れ、使う直前に削って使用します。
削りたてのだしを使うため、風味や香りが損なわれません。

北海道産昆布

ミヱマンお馴染みの伊勢うどんつゆや、こんぶのおしょうゆなどに使われている昆布は、北海道産の昆布を使用。国内産の材料にこだわっています。

瀬戸内産煮干し

煮干しも信頼のある提携会社より、瀬戸内産の煮干しを仕入れています。
伊勢うどんのつゆのメインのだしとして使用しております。  

国産干し海老

年々漁獲量が減っており、価格も高騰しつつある国産干し海老。
風味豊かな味付け海苔の材料などに使用しています。

伊勢志摩産あおさ

あおさ海苔の風味が広がる人気の「伊勢志摩あおさ醤油」や、「あおさの伊勢うどん」に使用しているあおさは、伊勢志摩産100%。
提携会社より一括仕入れを行い、安定して商品が供給できるようにしております。

ミエマンには丹精込めて作った「おいしい」がたくさんあります

伊勢志摩八方だし

「醤油の西村商店・昆布の酒徳昆布・鰹節の久政」による3社共同開発商品。 伊勢志摩それぞれの老舗専門店のだし「昆布」「鰹節」を使い、弊社の醤油で製造を行いました。数カ月にわたり試作を重ね、専門店のノウハウが詰まった他にはない八方だしが完成しました。

 

伊勢志摩八方だし

 

焼あごと鰹のうまいしょうゆ

社内売上本数No.1のベストセラー商品!深みのある旨味と上品なコクを持ち合わせる焼あご(トビウオ)のだしに、和食には欠かせない鰹節のだしを配合した5倍濃縮つゆです。これ一本で和食の味付けが楽々、鰹節は毎日自社で削りたての国産鰹荒節を使用。天然だしにこだわった自慢の一本です。めんつゆ・煮物・丼物などに。


焼あごと鰹のうまいしょうゆ
 

 

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